エアコンをつけても冷えない…。
そんなとき、「室外機」が動いていないことが原因かもしれません。
室内機が正常に見えても、室外機が動いていなければ冷房は効きません。
この記事では、エアコンの室外機が動かない原因と自分でできる対処法をわかりやすく解説します。
室外機が動かないときに考えられる主な原因
1. 室外機周辺に障害物がある
風の通り道をふさいでいる物(植木、カバー、ゴミなど)があると、過熱し自動停止することがあります。
対処法:
室外機の周り半径30cm以上はスペースを空け、通気性を確保しましょう。
2. 室外機が直射日光で高温になっている
猛暑日などで室外機の温度が上がりすぎると、安全装置が作動し停止することがあります。
対処法:
日陰になるようサンシェードやすだれを活用し、風通しを改善します。
3. 室外機のファンが回っていない
モーターやファンの故障、内部の不具合でファンが回らず、動作が止まっていることがあります。
対処法:
この場合は、自力での修理は難しいため、専門業者に依頼しましょう。
4. 電源・ブレーカーの異常
室外機への電源供給が止まっている可能性があります。
対処法:
ブレーカーが落ちていないか確認し、コンセントの抜けや断線もチェックします。
5. 経年劣化や冷媒(ガス)不足
エアコンが10年以上使われていると、部品の劣化やガス漏れの影響で室外機が正常に動かないことがあります。
対処法:
プロによる点検・修理か、思い切って買い替えも検討しましょう。
自分でできるチェックリスト
- □ 室外機の前に物が置かれていないか
- □ 室外機が直射日光にさらされていないか
- □ 室外機のファンが回っているか
- □ ブレーカーや電源に問題がないか
- □ エアコン本体の運転音がいつもと違わないか
これらをチェックしても改善しない場合は、修理業者に相談するのが安全です。
修理か買い替えか?判断の目安
- 修理費用:おおよそ10,000円〜30,000円
- 使用年数が10年を超えているなら買い替えも視野に
特に夏のピーク時期は修理依頼が混み合うため、早めの対策が重要です。
まとめ
室外機が動かないとエアコンは冷えません。
以下の原因をチェックし、対処してみてください。
- 障害物の有無
- 直射日光の影響
- ファンの動作状況
- 電源・ブレーカーの確認
- 経年劣化や冷媒の不足
少しの工夫で改善するケースもあります。
ただし安全面を考え、異常が続く場合は無理せず専門業者に相談することをおすすめします。
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